三島馬鈴薯でつくってみた

東平屋

2019年09月03日 08:55

こんにちは。
コロッケ・メンチカツ・ナゲット・人参ジュースのお取り寄せ専門店
東平屋 うなぞうです。(www.tohei-ya.com)

いよいよ9月に入りました!今年の夏はいかがでしたでしょうか?旅行に行った方、家でのんびり過ごした方など様々だと思います。因みに私は社会人として初の夏休みを過ごしました。少し前までは学生でしたので休暇が長く、8月から10月まで2ヶ月もの休みがありました。社会人になり、休みが減ってしまったことは残念ですが、それでも有意義な夏を過ごすことができました!初めての地で、夏の間に様々な場所をめぐることができ、大満足です!来年の夏もぜひ色々な場所を訪れたいと思います!

修善寺にて






 前置きが長くなりましたが、今回ご紹介しますのはこちらです。





 ただのジャガイモ?いえいえ、そんなことありません。これは三島馬鈴薯です、あの三島コロッケで有名な!このジャガイモは先に紹介しました人参やかぼちゃと同様に箱根西麓で育ったものです。種類はメークインで濃厚な味わいとしっとり感を併せ持っています。最大の特徴は地理的表示(GI)保護制度に登録されていることです。詳細につきましては農林水産省のページをご覧いただきたいのですが、簡単に申しますと、夕張メロンや神戸ビーフなどのように伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの産地の特性が、品質等の特性に結びついている産品を指してします。つまり、三島馬鈴薯は三島市、いや、静岡県の誇る宝のひとつなのです!

 説明も思いの他長くなってしまいすみませんでした。さて、本題に移りますが、今回はこのジャガイモを使ってスイートポテトづくりに挑戦しました!本来はサツマイモで作るものだと思いますが、同じイモならいけるのではと考えました。今回用意した材料はこちらです。

ジャガイモ(中) 約100g
バター       ×10g
黒糖        ×20g
卵黄
牛乳

まずは皮をむいて適当な大きさに切りました。





切ったジャガイモを柔らかくなるまで茹でました。お箸等で柔らかさを確認しながら茹で時間を調整します。茹で上がったものをマッシャー(代わりのおたま)でつぶし、ペースト状にしていきます。





これに黒糖とバターを加えました。これらの材料はジャガイモが熱いうちに加えることで、しっかりと混ざり合います。今回は残念ながら黒糖しか残っていませんでした。そのため、色が茶色になっています。今度作るときはグラニュー糖で作りたいと思います。ここからさらに混ぜていきます。





ここで牛乳の出番です。牛乳を少しずつ加えながらペーストの粘りを調整しました。入れすぎると柔らかくなりすぎるので、注意をしながら加えていきました。だまになっていたものが次第になめらかになり、最終的にはこのようになりました。





ここからは盛り付けです。
用意していた銀紙にペーストを乗せていきます。





これに卵黄を溶いたものを塗っていきます。
するとこんな感じになりました。





そして、オーブントースターにペーストを入れます。今回は250℃で10分間焼きました。出来栄えを左右するこの瞬間が最も緊張しますが、果たして結果はどうなるのでしょうか?





ポテト達がまるでステージの上でネオンに照らされているように見える気もします。
オーブンレンジのベルが鳴り、中身を取り出しました。すると…





しっかりとスイートポテトらしくできあがりました!頑張って良かったと思えた瞬間でした。肝心の味に関しては、悪くは無いのですがもう少々改善の余地が見られました。コクを出すために、生クリームやクリームチーズを入れるのも面白いかもしれません。今回の経験を踏まえて次回は最高の味を追求したいと思います!また、本来の用途とは異なる使用法を試すことで、その産品が持つ新たな可能性を発掘していけたらと思いました。長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!次回もぜひお楽しみに!

みしまコロッケバナー

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